低用量ピル

低用量ピルオンライン処方ガイド|種類・副作用・費用を解説

低用量ピルの種類・副作用・費用・オンライン処方の流れをわかりやすく解説。日本全国からオンライン診療で処方可能。

最終更新 2026年4月14日

低用量ピルオンライン処方ガイド|種類・副作用・費用を解説

最終更新:2026年4月。

低用量ピルは、日本でも多くの女性が利用している処方薬です。ピルの避妊効果はよく知られていますが、その種類や副作用、費用、オンラインでの処方の流れについては、まだ十分に情報が届いていないことも多いのが現状です。このガイドでは、低用量ピルについて知っておきたい基本情報を、わかりやすく解説します。

重要なお知らせ: 低用量ピルは処方箋が必要な医療用医薬品です。自己判断での服用や、処方箋なしでの入手は法律で認められていません。必ず医師の診察を受けてください。


低用量ピルとは

低用量ピルは、合成エストロゲン(エチニルエストラジオール:EE)と黄体ホルモン(プロゲスチン)を含む経口避妊薬(OC:Oral Contraceptive)の一種です。日本では1999年に承認されました。

「低用量」の定義

エストロゲン含有量によって以下のように分類されます:

  • 低用量ピル: エチニルエストラジオール 50 μg未満(主に30〜35 μg)
  • 超低用量ピル: エチニルエストラジオール 20 μg以下

以前主流だった「中用量ピル(50 μg以上)」と比べ、ホルモン量が少ないため、副作用リスクを抑えながら使用できるよう設計されています。

作用のしくみ

低用量ピルは主に次の3つのメカニズムで避妊効果を発揮します:

  1. 排卵抑制:脳下垂体へのフィードバックにより、排卵を抑えます
  2. 子宮頸管粘液の変化:粘液を増粘させ、精子の子宮内への侵入を困難にします
  3. 子宮内膜の変化:受精卵が着床しにくい状態をつくります

低用量ピルの種類

日本で処方される低用量ピルは、主に以下の種類があります。

第1相性(単相性)ピル

服用期間を通じて一定のホルモン量を含むタイプです。

主な製品例: - マーベロン®(デソゲストレル150 μg / EE 30 μg) - ファボワール®(デソゲストレル150 μg / EE 30 μg) - ヤーズ®(ドロスピレノン3 mg / EE 20 μg・超低用量) - ルナベル®LD(ノルエチステロン1 mg / EE 35 μg)

3相性(三相性)ピル

21日間のうちでホルモン量が3段階に変化するタイプ。自然な月経周期に近い設計です。

主な製品例: - トリキュラー®(レボノルゲストレル / EE・3相性) - シンフェーズ®(ノルエチステロン / EE・3相性)

超低用量ピル(20 μg EE)

エストロゲン含有量がさらに少なく、ホルモン感受性の高い方や、副作用が心配な方に検討される場合があります。

参考文献: Gallo et al., "Combination contraceptives: effects on weight," Cochrane Database of Systematic Reviews, 2014。また国内研究では、本邦における低用量ピルの安全性プロファイルについて複数の前向き研究が報告されています(産婦人科学会誌、各年)。

プロゲスチン単剤ピル(ミニピル)

エストロゲンを含まず、黄体ホルモンのみを含むタイプです。エストロゲンに禁忌がある方(授乳中の方など)に処方される場合があります。日本での使用は限られています。


副作用について

よくある副作用(多くは服用開始から1〜3ヶ月で改善)

  • 吐き気・胃の不快感:服用初期に多い。食後や就寝前の服用で軽減することがあります
  • 乳房の張り・痛み:初めの1〜2周期によく見られます
  • 不正出血(スポッティング):特に超低用量ピルの開始時に起こりやすく、多くは自然に治まります
  • 頭痛:軽度の頭痛は一時的なことが多いです
  • 気分の変化:一部の方に気分の変動や性欲の変化が報告されています

注意が必要な症状

まれですが、以下の症状が出た場合はすぐに医師に相談してください:

  • 突然の胸の痛み・息切れ・足のむくみや痛み(深部静脈血栓症・肺塞栓症の可能性)
  • 激しい頭痛・視覚の異常
  • 黄疸(肌や白目が黄色くなる)

リスクの文脈: 低用量ピル服用者における静脈血栓塞栓症(VTE)の発生率は、年間1万人あたり約3〜9件程度と報告されています。一方、服用していない方では1〜5件、妊娠中は5〜20件です(英国FSRH臨床ガイダンス、2023年)。健康で喫煙習慣のない若年女性では絶対リスクは低いとされています。

ピルを服用できない場合

以下に該当する方は、複合経口避妊薬が処方できない場合があります:

  • 35歳以上で喫煙習慣がある
  • 血圧が高い(コントロール不良の高血圧)
  • 深部静脈血栓症・肺塞栓症・脳卒中の既往がある
  • 前兆を伴う片頭痛がある
  • ホルモン感受性の悪性腫瘍の既往または疑いがある

医師が処方前にこれらの項目を確認します。


避妊以外の効果について

低用量ピルは避妊目的以外でも、医師の判断のもと処方・使用されることがあります。

薬機法に関する注意: 医薬品の効果・効能は、承認を受けた範囲内に限られます。以下は一般的に報告されている医学的知見であり、特定の製品の効能を保証するものではありません。必ず医師にご相談ください。

月経困難症(生理痛)の緩和

低用量ピルは月経困難症の治療薬として保険適用が認められており(ルナベル®など)、痛みの軽減効果が報告されています。

月経不順の改善

月経周期を整える効果が期待されます。

子宮内膜症

子宮内膜症に伴う疼痛管理の目的で使用される場合があります(保険適用製品あり)。

月経前症候群(PMS)・月経前不快気分障害(PMDD)

一部の製品において、PMSやPMDDの症状改善に関する報告があります(ヤーズ®は国内でPMDD治療薬として承認)。

ニキビ

ホルモン性ニキビへの効果を期待して処方される場合がありますが、保険適用外となります。


低用量ピルの費用

日本では、避妊目的の低用量ピルは公的医療保険の適用外です。全額自己負担となります。

項目おおよその費用
診察料(オンライン)¥1,000〜¥3,000前後
ピル薬代(1ヶ月分)¥2,000〜¥5,000前後(製品により異なる)
配送料¥0〜¥800程度

一方、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で処方された場合は、保険適用となる製品があります(ルナベル®など)。

費用は処方する医療機関や製品によって異なります。詳細は診察時に医師にご確認ください。


オンライン処方の流れ

なぜオンライン診療が選ばれるのか

2020年以降、日本政府はオンライン診療の規制を緩和し、多くの医療機関がオンラインでの診療・処方に対応するようになりました。低用量ピルはオンライン処方が認められている医薬品の一つです。

オンライン診療のメリット: - 自宅や職場など好きな場所から受診できる - 待ち時間が少ない - 婦人科受診へのハードルが下がる - 薬が自宅に届く

Zoeyでのオンライン処方の流れ

Zoeyは、日本の医師法・薬機法・オンライン診療指針に準拠した女性向けオンライン診療サービスです。

STEP 1:健康状態の確認(問診票の記入) 現在の体調・既往歴・服用中の薬などを入力します。

STEP 2:医師によるオンライン診療 Zoeyの医師が問診内容を確認し、ビデオまたはチャット形式で診療を行います。

STEP 3:処方・お薬の配送 診療の結果、処方が適切と判断された場合、処方箋が発行され、お薬が自宅に配送されます。

ご注意: すべての方にオンライン処方が適切とは限りません。複雑な既往歴がある場合や、初診での対面診察が推奨される場合は、医師が対面受診をご案内します。


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よくある質問(FAQ)


オンライン処方を始めるには

婦人科に足を運ぶ時間がない、なかなか受診に踏み出せない——そんな方のために、Zoeyはスマートフォンから受診できるオンライン診療サービスを提供しています。

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Zoeyは女性を対象とした処方対応のオンライン診療サービスです。すべての診療は日本の医師免許を持つ医師が行います。本記事は医療情報の提供を目的としており、特定の治療や製品を推奨するものではありません。服用に関するご判断は必ず医師にご相談ください。

本記事は薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)および厚生労働省のオンライン診療指針に準拠して作成されています。


ご注意

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医学的な助言ではありません。Zoeyの診療は自由診療(公的医療保険適用外)です。お薬の承認状況は自由診療に関する表記をご確認ください。